大麻って聞いて、あなたは何を思う?

パンドラの箱?アンタッチャブル?

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2019.08.18
written by Anonymous

私にとって、一応「大麻=悪いもの」でドラッグのイメージ。

ドラッグ以外にも、用途は色々あるんだろうけど全く知識もないし、あまり聞いたこともないのでここでは言及しない。

先に断っておくが、個人的には、海外のドラッグカルチャーを否定する気は全くないし、その国々の風土の中で許容されたものならば、カルチャーとしてはリスペクトすべきだと思う。

よく海外バックパックをするのだが、アメリカやオランダなどに行って、現地の人が吸っていても、テンションの高低に驚くこと以外、「異文化」として認識しているので、なんとも思わない。大好きなアメリカのドラマ「SUITS」でも主人公がよくハイ*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*になって、仕事しているし・・・・・・・自由だな〜〜〜〜〜ぐらい。

私自身、選択を迫られたら、絶対にNO。ダメ、ぜったい!!!!!!!!!

理由は単純で、法を犯してまで自分の人生に必要だと思わない。健康だし。

興味はもちろんある。味わったことのない快感?とやらにやられてみたい。けど、やることで満たされる好奇心と被る不利益を比較考量すると、「やってみたい」感情を、「法律で禁止」「一回やったらやめられない」圧倒的理性が上回る。

で、触法のスリルを味わいたいとも思わないし、「これがないと無理。生きていけない」みたいな依存している自分を想像したくないってのも本音。

そもそも「大麻=悪いもの」は、義務教育から高校までの教育課程で構築されてきた。「違法薬物」カテゴリーに絶対出てくるし、コカイン、MDMA、覚醒剤とかとセットのイメージ。程度の違いはあるだろうけど、抽象的に「悪」だなって。でも周りのヤンチャな友達が使ってたこともあって、悪いことだけど、覚醒剤とかよりはまだマシかなって印象。

芸能人とかの逮捕報道を見ても、「人生おわったな。アホやなあ・・・・・」ってぐらいの他人事。法律で禁止されている日本でも、個人が法を犯そうが犯さまいが、正直知ったこっちゃない。(もちろん犯さないに越したことはないだろうが、やる人はやるし・・・)他人に危害を与えない限り、個人の自由。

けど、中国で過ごした経験の中で、「毒品」(前述の違法薬物等の総称)の扱い方を知って、国によって本当に考え方が180度違うんだと実感した。カラオケの曲の合間に青春っぽい映像が流れて、そこに大きく「毒品撲滅!!!」って画面いっぱいに赤い字ででっかく映るのが恐怖。笑

それに加え、中国は違法薬物使用か密売で確か死刑になるし。。やっぱり自分の中では「悪いもの」であることには変わりない。

一方で、この情報社会・・・大麻が良いものであるか、実は自分の身の回りに使われているかなどの情報も入ってくる。だから合法化論争が起きるんだろうし。

精神が安定(一時的に?)する、医療用大麻とか犯罪抑止云々経済効果云々・・・

精神がまいって死にたい人に「法律で禁止されてるからやめろ」ってそんな無責任なこと、正直言えない。自分にとっては悪でも、誰かにとっての救いならそれを全面的に否定することはできない。そこで結局「自分は自分。人は人」って他人事、無関心になりつつはある。

どんなものにも両面性がある。かつ、物事の価値観や概念なんて100年経てば、全く違うものになることもある。昔から日本では使われていたからといって、盲目的にその伝統を守る必要もない。

重要なのは、価値観をアップデートして、その時代に合わせて最適化すること。

教育を通して、多様な概念を提供し、適材適所で使えればベストかな。

LGBTQや障碍などの現代で表面化してきた多様性の考え方も然り。例えば、19〜20世紀の戦争があちこちで起こっている中で、今でこそ普遍になった「戦争をしてはならない」価値観を、安易に求められないのと同じ(※戦争を正当化しているわけではない)。

その時代の世界、社会、文化の中でどのように価値観を形成しているのかを、多角的に議論し、教育すべきではある。許容されている国と禁止されている国の何が違うのか?日本だったら暴力団の存在とか?中国だったら、歴史的に毒品(アヘン)で戦争起きたり、国が滅亡しかけたからとか?どっかの国では闇市場に大麻が出回りすぎて、合法化する方が圧倒的メリットだったり?

私個人の意見として、大麻の市場開放についてはまだ反対。海外がどうであれ、ここは日本。そこは重要。絶対重要。

それこそ風土と人の気質にあった法律及び政策の下に社会は構成されているし、(伝統的なもので必要とあらば、そこをもっとプッシュする必要はあるし、多様な使い方ができることをもっとアピールすべきではある)肌感覚であるけどやはり必要性を感じない。

一回開放するとなかなかやめられないし、政策って51 vs 49の中で作っていくのが前提の中で、社会全体として大麻をそこまで求めているのかといえば、感覚はNOだ。そして今後関わりを持ちたいかと聞かれてもやはりNO・・・。

とりあえず、なんでも権利として認めようとする風潮はあまり好きではないので、日本の歴史や文化の中での大麻や現状をきちんと知った上で、今ある世界の合法化風潮との齟齬を修正していけば良いのではないかな。


この記事は HEMP Magazines Japan のオリジナルコンテンツです。

この記事を書いた人

匿名

日中ハーフ、4カ国混血。生まれも育ちも福岡。大学を機に上京、都内某私大法学部5年。大学3年秋から北京大学に2年間留学をしていました。専門は刑事政策で、マイノリティーにフォーカスしています。好きなものは旅行、コーヒー、読書、一人の時間。暇さえあればバックパックで海外に行って異文化交流。オススメはウズベキスタン。今度イスラエル辺りに行くのが唯一の楽しみです。悩みは、見た目でアメリカからの帰国子女と判断されがちなのに英語が不得意なことと人の名前と顔が覚えられない(一致しない)ことです。教養のある人を目指し中。


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