レポート

産業大麻の世界市場2019-2023、加速する大麻栽培合法化への流れ

2019.04.25
Global Industrial Hemp Market 2019-2023| Rise in Legalization of Hemp Cultivation to Boost Growth| Technavio
written by Business Wire

Technavioは2019-2023年の産業用大麻の世界市場に関する新たな分析レポートを発表した。graphic by Business Wire

【ロンドン(Business Wire)】Technavioの最近の市場調査レポートによると、産業用大麻の世界市場は2019年から23年の期間において年平均成長率は16%近くになる見込みだと発表した。

繊維産業は産業用大麻分野において最大のエンドユーザーである。2018年には産業用大麻の世界市場では、シェアが46.65%にも上った。大麻繊維は徐々に繊維製品の原料として使われている。大麻はまた綿や合成繊維に代替されるとも考えられている。さらに、技術革新的で環境に優しく、経済的優位性のある大麻はさまざまな製品を生産する繊維産業でその需要の広がりを見せつつある。その上、大麻繊維に複数の亀裂や小さな穴があるように、毛細管効果があり高い吸湿力を発揮し、通気性も抜群なのだ。それゆえに、大麻の繊維は防水性や防風性、耐摩耗性、抗菌作用性の面で軍用にも用いられている。繊維産業からのこの高い需要は産業用大麻の世界的な市場展開を期待させる。

Technavioによれば、大麻栽培の合法化の動きはその市場に良い影響を与え、予測期間にわたってその成長に大きく貢献するだろう。今回の産業用大麻の世界市場に関するレポートはまた、2019年から2023年期間の市場の成長に影響を与える他の重要な傾向や市場要因も分析している。

大麻栽培の合法化への盛り上がりと大麻農家を優遇する規制によって、予測期間において、産業用大麻の世界市場は大麻生産にさまざまな機会を生み出すだろう。また、天然資源活用への注目度の高まりと石油資源への依存を減らすことにより、いくつかの行政機関や規制当局は大麻栽培の合法化へ歩みを進めている。
彼らは大麻の商業目的での使用も許可している。例えば、2018年の12月、アメリカのドナルド・トランプ大統領は大麻産業の将来的な多様化と商業化を目指す2018年の農業法案に署名をした。大麻栽培がさまざまな国と州で徐々に解禁されているように、大麻種子の輸入依存度は低くなっていくだろう。したがって、この予測期間においては、全ての要素が産業用大麻市場においての市場要因になりうる見方がある。

「産業用大麻の世界市場は生産規模の拡大を目の当たりにしてきた。繊維や個人の健康ケア、CBDや食の分野、サプリメントなどへの応用における産業用大麻の供給と消費は、次の10年間にも成長し続けるだろう。この産業用大麻をベースにした製品の需要拡大によって、生産者たちは生産規模の拡大と新たな生産施設の建設を余儀なくされている」とTechnavioのシニアアナリストは述べている。

この市場調査レポートは産業用大麻の世界市場を応用分野(繊維、個人の健康ケア、CBD、食の分野、サプリメントなど)と地理的要素(アジア太平洋、北米、欧州、南米、中東、アフリカ)ごとに分けている。


この記事は Business Wire の記事を翻訳しています。