アメリカ

産業用大麻の規制によってビュート郡での今年の栽培は見送られる可能性

2019.04.26
Industrial hemp rule delays may mean no Butte County crop this year
written by Steve Schoonover from Chico Enterprise-Record

2016年7月12日に撮影されたこの写真は中央フランスと中東フランスの中間にある、ディジョン付近のArc-Les-Grayによる大麻。大麻は世界の他の地域ではしばらく前から合法だが、直近では2018年12月に大麻栽培を禁止する規制がアメリカで廃止された。
photo by Romain LaFabregue — AFP/Getty Images

【オーロビル】ビュート郡(米カリフォルニア州)の多くの農家は産業用大麻を栽培したいと考えているが、新たに合法化された作物に関する規制の策定が遅れたため来年まで植え付けができない可能性がある。

農業委員のルーシー・メンドサ氏は火曜日、連邦政府と州政府の両方は大麻(マリファナの同種である)の栽培禁止法を撤廃したが、大麻を作物として管理する規制が完成していないと監督委員会に語った。

「足りないものは法律だけ」メンドサ氏は委員会で語った。連邦政府は2020年の栽培シーズンの管理に向けて、秋までに完全な法整備を進める計画であったが、今年は州による暫定規制を策定することを許可した。

カリフォルニア州の食糧農業局は4月2日までに承認を得るべく昨年11月11日に一連の規制を州政府法制院に提出した。それが今や、その規制は5月28日まで承認されない可能性があり、7月1日まで有効にならない見通しとなっている。

メンドサ氏は「今年には間に合いそうにない」と委員会で述べた。大麻は4ヶ月の栽培期間を要するため、5月、6月には実際に植えられている必要があるのだ。

彼は自身のオフィスに、どのような収穫計画を立てれば良いのか、現状を知りたいなど15〜20の農家から、定期的に問い合わせがあると語った。しかし「郡政府ですら把握していない」がその答えである。

マリファナに関連しているため、大麻はTHCという微量の向精神性のある成分を含んでいる。大麻は繊維として資源価値があるが、メンドサ氏はほとんどの農家はCBDオイルが生成される穂の部分に興味がある。CBDオイルはたくさんの健康的利益をもたらすものとして知られている。

CDFA(加州食糧農業局)が提案する大麻栽培に関する規制では、年間900ドルの登録料が必要になる。農家は承認を得た種子栽培品種を栽培しなければならず、その植物はTHC含有量テストを受けなければならない。仮に0.3%以上のTHCが含有されていた場合、その作物は廃棄されなければならない。

しかし詳細はまだ詰められていない。THCの試験をする研究所があるかどうかも不明ある。メンドサ氏は「おそらく、マリファナではなく大麻を栽培していることを知らせ、盗難を防止するための標識が必要になる」と語ったが、その標識の内容について方向性はまだない。

結果的に、この不確実性のもとに22の郡が大麻を許可することを一旦見直している。メンドサ氏はこれに関して提案には至らなかった。

「私は今年中にこれを実現させ今後の動向を見届けたい」委員会でメンドサ氏は続けた。「そして問題があれば、私たちはそれを解決することができる」


この記事は Chico Enterprise-Record の記事を翻訳しています(一部意訳)。