オーストラリア

豪北部で産業大麻法案が審議されている

2019.05.20
Industrial Hemp Bill Tabled In Australia’s Northern Territory
written by Gillian Jalimnson from Hemp Gazette

photo by NT DPIR

先週ノーザンテリトリー議会に導入された法律は、ノーザンテリトリーでの産業用大麻の栽培と加工を合法にしようとしている。

2019年の産業用大麻法案は食物や繊維、種子生産に1%またはそれ以下のTHCを含んだ大麻の使用を規制する認可体制を設けると見られている。

この法律下では、農産物として承認を得た大麻種子を使用して播種する必要があり、通常は葉と穂に0.5%以上のTHCを含まない作物を生産する。

また、この法律の下では、産業用大麻生産者の登録簿が保管される。これは警察がすぐに利用できるようにするためのものである。

免許は3種類ある。商用免許は、商業目的での低いTHC含有量の大麻の所有、栽培、加工あるいは供給を承認する。他の2つの異なる種類の研究ライセンスは、科学的研究、指導、分析または研究目的のために保有者に低いTHC含有量の大麻を所有、栽培、加工または供給する権利を与える。これらの免許は5年間有効となる。

どうやら、この法案は医療目的としてカンナビノイド(カンナビジオール – CBDなど)の抽出や転用を明確に排除することになっていたようだが、それに関する言及が(いまだに)なされていない。しかしながら、説明文には「食物や繊維、種子生産の用途」と書かれていて、この法案は1967年麻薬法の後援に従属していると記されている。

2019年大麻産業に関する法律の全文はこちらから見ることができる。

現時点では、ノーザンテリトリーでの厳格な審査を受け試験されていて、保健局からの特別な許可が必要となる。

2016年には、ノーザンテリトリーの第一次産業資源部(DPIR)にてKatherine Research Station主導で小規模の大麻検査が行われ、2種類の穀物と1種類の繊維の3種類が植えられた。その検査の結果、2.0〜4.8トン/ ヘクタールの比較収穫高を達成できるさまざまな種類を確認した。それがバイオマスなのか種子なのか、得られた文書では明らかではなかったが、おそらく種子と考えられる。

DPIRのウォーレン・ハント氏は次のように語った。「その検査は、大麻の穀物生産は乾期作物として実行可能な命題である可能性を示唆しているが、ノーザンテリトリーにおいて、異なる時期における成長可能性についてさらなる作業が必要である」


この記事は Hemp Gazette の記事を翻訳しています。