CBD

カンナビジオールをめぐる混乱:CBDは合法か?誰から買うか次第

2019.05.31
Confusion Over Cannabidiol: Is CBD legal? It depends who you ask
written by WINK News

photo by WINK News

大麻草の化学成分であるCBD(またはカンナビジオール)は、フロリダ州南西部全域で多様な商品数で販売されている。フォートマイヤーズで国道41号線を下っていけば、人気のあるヘンプ製品を販売する店をどれも見逃すことはできないだろう。

ヘンプから抽出したCBD(またはカンナビジオール)はハイになることはできないが、この人気のある製品が、痛みや心理的不安、不眠症のようなものと戦うのに役立つと使用者は言う。そして、CBDを購入するために医療用マリファナカードや診療所に行く必要はない。

「人々がこれを選択肢のひとつとして考えることにより興味がある」とCirrus Smoke Shopのオーナーであるロブ・フォンターノ氏は語った。

また、彼は約1年間CBDを売っていると語った。

Jimmy’s Javaのオーナーであるジミー・ジャバ氏はヘンプ由来の化合物をファーマーズマーケットで販売を始め、彼のコーヒーにも加えているという。

「これは私たちを夢中にさせるものだ。需要もある。棚の上に置いておくことなんてできない」彼は言った。

しかしWINK Newsの調査をしていると、私たちは数十億ドル産業にある問題があることに気づいた。

フロリダ州当局はヘンプは合法ではないとメールを送ってきたのだった。「現時点では州内でのCBD製品の販売は合法ではない」

では、どのようにしてほとんどの街角で売られているようになったのだろうか?

合法グレーゾーンでのCBD

「答えよりも疑問が多い」と語るのは、弁護士でFlorida Gulf Coast Universityのマリファナに関する法律が専門の教授であるパメラ・セイ氏だ。

セイ氏は、それは解釈次第だと加えた。

「法律は混乱状態にある。州法と連邦法の両方の枠組みの中で、何が合法で何が合法ではないのか、本当にわからない」と彼女は言った。

「昨年12月の連邦議会議員では、2018年農業法案の一環として、州に対して商業的なヘンプのプログラムを作成することを合法化したため、部分的に不明瞭な状態になっている」

議員らはヘンプの再定義もした。ヘンプを規制物質の枠組みにおけるスケジュールⅠの薬物リストから除外したのだ。

WINK NewsではDrug Enforcement Agency (DEA、アメリカ麻薬取締局)からその文章を入手した。

「2018年農業法案に基づいて、THC濃度が0.3%未満であるマリファナ(種子、派生物、抽出物を含む)のいかなる部分も現在は『ヘンプ』と再定義され、それに応じて、DEAの規定には該当しません。したがって、もしCBDが『ヘンプ』(THC0.3%未満の品種)から抽出されていたとしたら、それはDEAの管轄外となります。そしてほとんどのCBDのTHC含有量は0.3%であります。

ただ、誤解して欲しくないのは、私は『DEAの規定外』と言っていて、『合法』だとは言っていないということです。これは意図的でもあります。地方自治体や州法によっては、CBDは依然として「違法」であり、CBDを使用する目的によっては(たとえば、医学または疾病を治癒することを目的としている場合など)、FDAの管轄下に置かれる可能性があります。しかし、それが0.3%THC未満であるならば、それはDEAの規定には含まれません。

また、補足までに、もしその株が0.3%またはそれ以上のTHCを含んでいるとすれば、間違いなくDEAの管轄下に置かれ、依然として違法と判断されます。それは合法的なマリファナと見なされることもあるだろうし、昔と変わらず、違法であるスケジュールⅠの規制物質でもある。

誰かが0.3%またはそれ以上のTHCを含む製品を配っているとしたら、その人は連邦法を破り、起訴の対象となりえます。

なんだか、速くはないけれど、CBDの青信号は出ているような気もする?

「その答えは『たぶんね』でもあるし『たぶんだめ』でもある。私はビジネスオーナーは計算されたリスクを抱えているだろうと思う」とセイ氏は言った。

それは、いくつかのビジネスは確実にとっていくリスクだ。

「もしその法律に具体性がなかったら、どうやって強制する?」

WINK Newsがさかのぼって確認をしたとき、2人のビジネスオーナーは、彼らのCBDの売り手は2018年農業法案に基づいた連邦法を遵守していることを確認していると語った。

「これらの製品が適切に検査され、これらの製品が法的制限を超えず、人工的または違法なものを含んでいない限り、彼らの立場は問題ない」とフォンターノ氏は言った。

ジミー・ジャバ氏はWINK Newsに対して、彼の製品は、彼をコリアー郡保安官事務所に報告した役所の職員によって誤ってMarco Island Farmer’s Marketから取り寄せられたものだったと語った。それ以来彼は、それを売るようになった。

「彼は保安官事務所に電話し、保安官事務所は『違法ではないよ』と言ったんだ」

なので、彼は近いうちに店を閉める予定はない。

WINK Newsはそれぞれリー、コリアー、シャーロット郡の保安官事務所にこの件について接触をした。詳細は記事の最後を見て欲しい。

その頃、グレーゾーンを明確にするためになにがされていただろうか?

フロリダ州農業局は私たちの取材に対し、州規模のヘンププログラムを作成中だと明かした。議会が法案を通しUSDAの承認を得たとき、CBDは正式にフロリダ州での販売が合法となり、消費者がそれを購入し快適に感じることができるよう、高い基準で規制される。

規制の欠如

問題は合法性にとどまることはない。 CBD産業もまた、ほとんど規制されておらず、専門家らはその影響についてさらなる研究が必要であると言う。

しかし規制は人々の購入をやめさせることはなかった。

「多くの人が来て診断を受けたがっているが、お分かりの通り私は医者ではない」とフォンターノ氏は言う。」

健康上の利点はほとんどが逸話的であるため、FGCU(Florida Gulf Coast University)の神経科学者であり麻薬専門家であるマーサ・ローゼンタール氏は、そのような話は誤解を招く可能性があると述べた。

「人々は時に、傾いていると感じる。『なんでもを治す!あなたは、これが私の髪をより太く成長させあらゆる種類の癌までも治癒することを知っている』なんて、もちろん、そんなのはでたらめだ。それがどういう力を発揮するのかを正確に知るためにはもっと研究が必要である。臨床的に管理された研究が必要だ」とローゼンタール氏は語った。

それでも、消費者としては使ってみたい。

「もしこれが何か自分のために役立つなら、私はそれで十分だ」と、Jimmy’s JavaからCBDを注入したコーヒーを買ったJ.D. コール氏は言った。また、彼は腰痛に苦しんでいると加えた。

ジミー・ジャバ氏は、彼が全ての年齢層で効果を見てきたと語った。

「私たちは、これが何か流行に敏感な若い世代、つまり子供たちを対象としたものになるだろうと思っていた。しかし、実際にこれを購入している人は、50歳以上である。」とジャバ氏は言った。

彼は、最大の理由は痛みとの戦いだと言った。

「朝起きて鏡をみたら、シワだらけなことに気づくくらいには歳をとっているわ」と言うのは、母親であり祖母のマリー・スミス氏だ。CBDが何に役立つのか興味があるという。

しかし、規制や産業基準なくして、消費者にとってはどんな利益があるのかを知るのは難しい。

「あなたは何かを買うとき、そのものをよく知らないはず」ローゼンタール氏は言った。

ある全国的な研究では、オンラインで購入されたCBD製品の約70%はパッケージに何も記載されていなかったことがわかっている。

国立食品薬物管理局(FDA)が承認した唯一のCBD含有薬は子供のてんかんを治療するエピディオレックスだ。ほかのすべてのCBDの形態は、FDAの管理下にない。

2018年農業法案に対するFDA声明を読んでみて欲しい。

品質管理は厳重ではない中で、どのように本物を見分ければいいのだろうか?それはあなた自身で調べるべきだ。

ローゼンタール氏は第三者の検査を受けている、あるいはバッチ番号を提供しているブランドのみを購入し、しっかり中身を確認することを推奨している。

「今のところは自由である。そして、良い会社がある。そのうちの1つに行っててみて」と、ローゼンタール氏は言った。

この記事の両方の企業は、WINK Newsに対して、彼らの製品が正しく検証されていると語った。

保安官事務所の広報の声明

リー郡

Florida State [Statutes]によると、CBDオイルはヘンプから抽出され、0.3%未満のTHCを含み、合法的な製品として考えられている。リー郡の保安官事務所はその法律を施行する。法律がひとつも廃止されない限り合法的な製品を販売するビジネスに対して何も言うことはない。しかし、ビジネスが法律に違反した場合、調査を開始する」

コリアー郡

「CBDオイルを含んでいる製品の販売は現時点ではグレーゾーンであり、さらなるガイダンスに向けて議会の行方を観察している。それまでの間、私たちは法律を遵守していない可能性があると誰かが疑うような製品の報告に関して、調査をするつもりだ」

シャーロット郡

「シャーロット郡の保安官事務所麻薬局は、捜索令状や逮捕につながることが多い徹底的な調査を行いながら、私たちの管轄における薬物の動きを監視している。シャーロット郡で購入されたCBD製品に対して否定的な反応を示した人からの苦情は今のところないが、製品のTHC濃度の規制および監視に関して公表された安全性の懸念によって、まだ一般の人々がそれを使用することについて警告している。他の違法薬物と同様に、その製造場所と含有物に関して情報がないことは非常に危険である。必要に応じて、私たちは引き続きビジネスに関する指導をし、法律を執行していくつもりだ。そして、新しいビジネスの事業に関するライセンスについての問い合わせは、郡が対応することになるだろう」


この記事は WINK News の記事を翻訳しています。